ひろっきーの思考 Hirokky’s thoughts are here.

英語、ビジネス、アイデア、自然、インテリア、アート、日本文化など今まで知り得た無駄な知見から思うこといろいろ。実験的に。思うがままに。I’ll experimentally write a blog about English language learning, Business, Idea, Nature, Interior deco, Art, Japanese culture.

ひろっきーの思考 Hirokky’s thoughts are here.

「営業マンは断ることを覚えなさい」石原明著/三笠書房 vol.4 "You don’t have to sell your products immediately.-vol.4-"

このブログは、僕が今まで深めてきた無駄とも妙とも思える知見を総動員して書いています。
実験的に。思うがままに。
I hope you find this helpful even just a little.

Hello to all about tens of millions of fans all over the world!
It’s Hirokky. How’s your day?

前回はこちら↓

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・世の中の営業マンのイメージは?
・断ることで信頼を得る?(今日はコレについて)
・断る営業を加速させる組織体制とは?
・「売れる仕組み」4ステップのマーケティングとは?

 

断ることで信頼を得る?

断る営業をすると、お客様はその営業マンを、営業マンではないと錯覚するのです。
つまり、その分野の専門家です。
今までの営業マンに対するイメージと全く違うという印象になるので、初めて正直な営業マンに出会えたなんて感じてくれます。この人のことは信頼できると思ってくれます。
自分の商品や自分の姿勢に自信を持っているぞ、仲良くしたら得かな、と思います。
「別に無理に勝ってもらわなくてもいいですよ。」と、あなたが相手に言った時点で、あなたの立場が変わり、主導権を取れるようになるということです。

また、人は基本的に相手から好かれたいという感情があります。この感情が、断られることに対して反応するということも大きいです。
お客様の方に、「嫌われてしまう、どうしよう」という気持ちが起きるようなんです。
もちろん、こういう感情は、潜在意識で反応するっていう感じなんで、本人はそうとは思っていないというレベルのものなんですが、確かにこういう心理が働くと思います。

この「断る」という営業スタイルは、本来の商取引の関係をお客様に思い出させるために最適です。買う方がえらいとか、売る方がえらいとかはなく、本来の関係はフィフティー・フィフティーです。商品やサービスをお客様が買うことで、お客様にも利益が発生しています。商取引の原則というのは、お互いに利益が発生するから取引が始まる。取引が成立するという事です。結果、お客様にも喜んでもらえるのでおすすめできる営業方法です。

<実践してみた感想>
断ることで、その道のプロという認識になるのであれば、誰にも負けないぐらいの商品知識は持っておこうと思い、当時扱っていた輸入家具の商品を全て覚えることにしました。
覚えたメーカーの商品から、丁寧に説明するようにして、お客様にはあたかも専門家だと認識していただけたような氣がします。
少しづつ話せる内容が多くなってくるに伴って、断ることも堂々とできるようになり、最終的には、ご来店されたお客様への最初の一言が、「今日は絶対に買わないでくださいね」というフレーズからスタートするにまでなりました。
そうすると、面白がってくれるお客様も増えてきて、興味を持っていただけました。感情的になっている時に、大切なお買い物をするべきでないという僕の信念に感動してくれる方もいました。中には、うちの営業にも学ばせたいということでセミナーの依頼もあったほどです(丁重にお断りしました)
結果として、断ることで信頼を多く得ることができました。最初は恐る恐る、試しながらでしたが、最終的にお客様の満足度も高く、ご紹介もたくさんいただけるようになりましたので、予想以上の再現性がありました。

それでは、またです。
Well then, till next time.
Let there be prosperity.

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