Hi. It's Hirokky.
How's your day?
本日はホテルのラウンジのお話。
社会人になって最初の仕事は接客営業からスタートしたので、その勉強先としてホテルのラウンジに通っていたことがあります。少し背伸びして一杯約1,800円の珈琲を飲みに、東京近郊のホテルラウンジ巡りをしていました。
・どんな人が来ているのか?
・どんな会話をしているのか?
・どんな接客をしているのか?
・飲み物や料理のサーブの作法は?
・どんな言葉使いをしているのか?
など、当時は自分の仕事に活かすべく行くたびにメモってました。
以来、すっかりラウンジの落ち着いた雰囲気が好きになって、仕事内容が変わってからも、考え事をしたり、リラックスしたり、仕事の面談をしたりなどいろいろなシーンで使うことになりました。調子に乗ってアルコールとかたくさんオーダーしない限りは、そこで得られるものや全体的な利便性を考えると、お得な場所だと思っています。
インテリアや建物のデザインが好きなので、ホテルの正面玄関のサファードから物理的な「接客」が始まっていると考えると、ラウンジまでの導線はどうなのか?ラウンジの入り口からの景色は最初に何が見えるのか?椅子とテーブルの距離はどれぐらいなのか?天井はどれぐらいの高さなのか?など見ていって、いろいろ気づくことがあります。
壁に飾っているアートもスタッフに聞くと教えてもらえますし、どのようなコンセプトでそれを飾っているのかも理由があります。花は旬なものが活けてあるので、季節を感じることができます。
思うのは、スタッフの方々は、本来はもっとサービスをしたがっているのではないかと言う事。そして、こちらもそのサービスを受けるのにふさわしく、ある意味わがままに振舞う。
この関係が美しいと勝手に思っています笑。
最近ではラウンジで手紙を書く機会も多くなりましたが、便箋がない時はホテルのものを用意してもらったり投函してもらったりと、いろいろスタッフにお願いしています。これはホテルによって違いがあり面白いところですが、日本の老舗ホテルは大体快く受け付けてもらえる傾向があるように思います。
また、取引先への手土産の相談をする事もあり、その場合はコンシェルジュと連携してホテル内にアーケードがあればそちらをご紹介していただけたり、近くの銘菓をご案内してくれたりもします。
少し集中して仕事をしたい時は、ホテルメンバーだけが使える会議室やビジネスセンターなども併設しているところもあるので、オフィスのように使えたりもします。
お腹すいたなと思ったら、ホテルの外のレストランでも案内してくれます。大体はコンシェルジュがリストを持っているので、知らない地域に行った時は聞くのが便利です。
全てが珈琲を飲みながらできるので、ホテルラウンジは使い方によってはとっても重宝しますし、その空間デザインやスタッフが提供するもの全てが学びの宝庫です。
それでは、またです。
Well then, till next time.
Let there be prosperity.