こんにちは、ひろっきーです。
最近、日本でもかっこいいなーと思う公共施設や空間(パブリック・スペース)が増えていますね。
海外は、周辺の街並みがそもそも綺麗というのもありますが、やはり比べ物にならないほど素敵なデザインのパブリック・スペースが多いです。
視覚や触覚など五感情報のインパクトは人の気持ちを変えることができるので、「どうしたらそこにくる人達のパフォーマンスをよくできるか?」という視点でデザインを考えるといいのではないかと個人的には思います。
当然、
そういうことをデザイナーは考えているワケですけども、
おそらく、地域住民の老若男女、誰にも受け入れられる標準化されたものしか提供できないルールや規制などがたくさんあると思われ、
よいデザインが手元にあるにもかかわらず、世の中に具現化できていないものがたくさんあるのだと思います。
人間の成長という視点で、公共施設のデザインを考えると、脳にある程度“刺激”のあるものがいい。
例えば、
壁はオレンジやイエローなどパンチのある色を使ってみる。
ちょっと歩きにくい道を作ってみる。
手すりが触るとゴツゴツした質感だったり、
写真を思わず撮りたくなるようなファサードだったり、
地元のアーティストが自由に落書きできるスペースがあったり、
8ヶ国語の案内版があったり、
月に一度の掃除は地元の人達でやるとか、など。
そういう事で人は刺激を受けると、本来楽しいのではないかと思います。
海外からもその公共施設に来たくなる。観光したくなる。そういう意図をしてデザインしてもいいですね。
結果、市の財政が潤ったりして。ヽ(^◇^*)/
デザインの付加価値をふと考えた、そんな一時でした。
それでは、また次回です。