Hello to all about 10 fans all over Japan!
It’s Hirokky. How’s your day?
普段、何気なく使っている日用品。
愛用しているものが、何かしらある。
それこそ、挙げたらきりがないくらいに。
今日はそんな愛すべき日用品の一つについて、書きたいと思います。
それをなぜ買ったか?なんて質問は無粋というもの。経済合理性とはかけ離れて買ったものもあるし、誰かにもらったものが使ってみたらとても馴染んで、愛用していたりもする。
“とにかく使っていて気持ちいいもの”
そういうモノが愛用品であると思っています。
数ヶ月待ってようやく手に入れた東屋の水沢姥口(鉄瓶)は、そんな愛すべきモノの一つ。もともと白湯を飲んでいたので、いつか鉄瓶で飲みたいと思っていたところで出会ったモノ。一目惚れでした。
にしても、鉄瓶は扱いが面倒。普通のヤカンなら、お湯を沸かして注いで終わりだけど、鉄瓶は錆びるから、お湯を入れっぱなしにしないで常時乾かしておく必要がある。加えて、重い。そして、取手が熱い。
それでも、こいつで入れたお湯はまろやかで美味しいし、使っていくと内部に適度に湯垢がついていくから、それもなんだか楽しい。そして、ぼてっとしたデザインもいい。
鉄瓶は、そもそも茶の湯釜から派生して誕生した器具といわれており、江戸後期(1830-1844年)頃に誕生したらしいです。
思えば、お茶で卯の花点前を初めてやった時から鉄瓶が気になり始めて、結局、今回ので3つ目。
デザイン的には一番デイリーユースとして馴染むと思っています。いわゆる昔からの鉄瓶は“The 伝統!”という感じで、それもまたいいんだけど、ちょっと雰囲気が重い。
久しぶりにお茶、点ててみよう。
それでは、またです。
Let there be prosperity.