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このブログは、僕が今まで深めてきた無駄とも妙とも思える知見を総動員して書いています。
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Today’s topic
英語学習事業でやっていた事vol.2
前回の記事はこちら
www.hirokky.com
今回は、実際に英語教材を作ったり、教え方をどうしていたのかについて書いていこうと思います。
英語教材の制作は試行錯誤の連続だった
初めて教材開発ということをやったのですが、これがまた大変でした。
英語を覚える理論とその学習順番については決まっていたのですが、下記のような課題がありました。
・実際にどのような英文を覚えるのが一番いいのか?
・テキストはどんな紙質?またはデーターがいいのか?
・テキストのデザイン、文字の種類と大きさ、空白の感覚などはどうすればいいか?
など
1)どのような英文を覚えるのがいいか?
これは受講対象となる経営者の方々にヒアリングして、これまで海外に行った時に、どのようなことを英語で言いたかったか?どんな場面で苦労したか?どんなことを外国人に言いたいか?などを質問していって、文章と言葉を集めていきました。
最終的に1,000フレーズに絞り込んで、さらに日常会話編、海外出張編、ビジネス編の3カテゴリーに分けて編集しました。どこからやっても自由というスタイルにしましたが、1,000フレーズ全てやりきることで卒業ということにしました。
2)テキストはどんな紙質がいいのか?
英語学習はこっそりやりたいという経営者が多かったので、一見、英語学習テキストとは分からないような、カバンから見えてもオシャレなノートという体裁にしました。手触りがよく、高級感のある紙質にして、ページを開くたびにちょっといい気分になるような風合いを心がけて作りました。
移動の合間にカフェでやる方もいて、堂々とノートを出せるからストレスがないとの声もいただき、見た目のこだわりも大切なんだとあらためて実感しました。
データーもご要望があったのでPDF版を用意しましたが、デジタルだとテキストが出回ってしまう可能性もあったので、一筆書いてもらうことにしました。
新幹線などの移動時や、ちょっと復習したい時に便利と受講生からの声もあったので、用意してよかったなと思います。
3)テキストの文字の種類と大きさ、空白の感覚などはどうすればいいか?
テキストは女性経営者でもカバンに入れやすいB5サイズにしました。見開き2P内に、それぞれの英文を見やすいように配置して、文字体、文字の大きさ、余白のバランスを設定するたびに出力して確認していきました。
余白にメモをしたり、注意書きを書いたりする受講生もいることをイメージして、実際に自分もそのデザインで英語を覚えてみたりと、脳も身体も動かして精査していき、結局この作業だけで3週間ほどかかりました。
おかげさまで受講生からは好評でした。
英語を学んでもらう方法
経営者は一人では英語はできないと思っていたので、毎日LINEで学習伴走をすることを基本に、週に一度zoomでオンラインレッスンというスタイルにしました。
その日に学習した内容をLINEで報告してもらって、僕の方からフィードバックして、zoomではその週に覚えたことをテストすることを主に、受講生の学習進捗を確認しながら、学習ボリュームにややストレッチをかけていくということを日々やっていました。
LINE伴走のおかげで、毎日学習報告することが習慣になっていくので、学習継続率がほぼ100%となりました。毎日やる量は受講生に決定してもらい、取引先との会食などで英語ができなかった場合は、いつまでに巻き返すのか?なども受講生に決めてもらうスタイルだったので、自分で決めたことを自分で守ってやるという学習習慣もつけることができたと思います。
脳は一旦ルーティーンで物事ができるようになると、省力化の方向に向かってサボり始めるので、学習に慣れてきたら一日にやる量を増やしたり、テキスト以外の生の英語(海外ニュースやTEDなど)を教材として追加したり、外国人との会食や各国商工会議所のパーティーに参加してもらうなど、都度、受講生と相談しながら、いろいろな変化を絶えず取り入れながらやっていました。
卒業のタイミングで英語圏の国にいって4泊ぐらいの英語旅行をしていたのですが、昼間はショッピングセンターや現地企業の視察。夜は地元の一番人気のクラブの地図だけ渡して現地集合してもらうなど、人によっては脳がかなりストレッチされる経験をしていただきまして、とても好評でした。
英語以外の大切なコト
経営者が海外に行った時に、英語で「何を話すか?」というコンテンツがとても大切だと思っていました。というのも、海外では概ね、仕事以外に何に取り組んでいるのか?何を趣味にしているのか?何を楽しんでいるのか?などの人生のひだの部分に話が及ぶことが多いからです。
実際にビジネスの場では通訳を入れて対応できますが、それ以外の会食やホームパーティー、ゴルフなどの場では、やはり直接英語を話せないとコミュニケーションが進まないという現実があります。
そういう場で気に入ってもらえると、ビジネスで動かしているものとは全く別の扉が開いてしまう場合もあります。例えば、現代アートに興味があるという話をしただけで、プライベートな美術館やアートフェアに連れて行かれて、とんでもな人脈が一瞬でできるとか、クラシックを聞いていると話したら、有名なオペラに連れて行かれて、社交界クラスの貴族と知り合ったとか、そういう機会もあったりします。
僕の英語学習では、そのようなコンテンツの一部として、現代アートやインテリア、服装のプロトコールなどもお伝えしていました。
海外では、基本的に仕事は「罪」なので、早くに会社を売ってリタイヤすることで、その罪から逃れられるという思考もあります。
仕事だけの話をする日本人は、なかなかそういうコミュニティーに入っていけない場合もあるので、「社長!詳しくなくてもいいから、とりあえず有名なアーティスト名を3人ぐらい覚えてから行ってください」とお願いしたこともありました(^_^;)
以上、いろいろ試行錯誤しながら進めてきた英語学習事業ですが、最終的にフランス語版の教材も作ってしまいました。今はメインの事業ではありませんが、いつでも対応できるように定期的に温めておきたいと思います。
それでは、またです♪
Well then, till next time.
Let there be prosperity.
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言語学習、インテリア、ビジネス、ダンス、茶道、呼吸、哲学、アート、映画など今まで知り得てきた無駄で妙な知見から思うこといろいろ。
実験的に、思うがままに。
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